第6巻1036番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1036番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 1036番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (十二年庚辰冬十月依<大>宰少貳藤原朝臣廣嗣謀反發軍 幸于伊勢國之時)不破行宮大伴宿祢家持作歌一首 |
原文 | 關無者 還尓谷藻 打行而 妹之手枕 巻手宿益乎 |
訓読 | 関なくは帰りにだにもうち行きて妹が手枕まきて寝ましを |
かな | せきなくは かへりにだにも うちゆきて いもがたまくら まきてねましを |
英語(ローマ字) | SEKINAKUHA KAHERINIDANIMO UCHIYUKITE IMOGATAMAKURA MAKITENEMASHIWO |
訳 | この関さえなければ京に飛んでいき彼女と共寝してとんぼ返りしようものを。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:大伴家持、羈旅、行幸従駕、望郷、天平12年10月、年紀、岐阜、地名 |